Book List
和の建築・木のシリーズ
和風住宅25
発行年月:2020年8月11日
A4変判 200p
[Contents]
序) 障子
隈研吾 COMICO ART HOUSE YUFUIN
【特集】障子の美 魅力と可能性
明かり障子の成り立ち/矢ヶ崎善太郎(大阪電気通信大学教授)
和風住宅らしさを演出する主役/降幡廣信(降幡建築設計事務所)
堀口捨己の障子を墨守する/岩橋幸治(早川正夫建築設計事務所)
〇空間に応じて障子デザインを使い分ける/川口通正(川口通正建築研究所)
・村野藤吾の障子
・障子の基礎知識
・障子のある列車
〇建築家和風住宅 味わい深い和の佇まい
山本良介 静陽荘/木原千利 蓮真居/降幡廣信 津島の家/
神家昭雄 福井の家/川口通正 雨樂舎/関谷昌人 安堵町の家
〇季節の移ろいを愛でる 自然と風土と住まいと
横内敏人建築設計事務所|竹内工務店
〇一流和風住宅 永く住み継がれる和の住まい
〇和風住宅の知識
〇名建築探訪 小林古径邸 (吉田五十八・初期の傑作)
3,000円+税
和MODERN 12 窓と、住まう。
発行年月:2019年12月18日
A4変判 192p
住宅の中で通風や採光という重要な役割を果たす窓。
しかし、それだけでなく、窓がつくり出す景色や内外のつながり方、空間性などにより、住まい方まで違ってきます。
さまざまな事例を通して、和モダン住宅の窓について考えられる一冊です。
[Contents]
特集 窓と、住まう。
日本の窓の原点
1|待庵 2|閑谷学校
和モダン住宅の窓と開口
建築家が考える窓と住まい|心地よい窓景
横内敏人|千里の家
手嶋保|入間町の家
伊礼智|里山の平屋暮らしの家
高砂正弘|きの家
松本直子|東大泉の住まい
職人の手仕事|畳職人
和のある暮らし|水引・和の小物
地域に根ざした住宅集|居心地のよい上質な暮らし
気鋭の建築家
岸研一|瑞穂の家
名建築に学ぶ
吉田五十八|旧猪俣邸の開口
2,300円+税
和風住宅vol.24
発行年月 2019年7月31日
A4変判 240頁
特集は「内と外」
軒先と軒下の建築文化や、建物から庭へつながる障子が切り取る風景など、室内にいながら屋外を愉しむ空間を紹介。
建築家和風住宅、一流和風住宅実例、和風住宅の基礎知識など多数掲載。
その他、和のある暮らしでは、古くて新しい「風呂敷」の良さを再認識。
[contents]
特集 内と外
・佐井寺のハナレ 出江潤
・対談 出江潤×木原千利
・障子が切り取る風景 大徳寺弧篷庵忘筌
建築と庭の際の美学 軒先と軒下の建築文化
・矢ヶ崎善太郎(大阪電気通信大学 教授)
・内と外のつながり方の手法 川口通正
建築家和風住宅
・和の感性でつくり出す空間
木原千利 和閑居/降幡廣信・降幡 真 飯田の家 松壽園
川口通正 櫻庵/服部信康 本庄の家
和のある暮らし 風呂敷
一流和風住宅
和の魅力あふれる住まい
文化の継承
和風住宅の知識
名建築探訪
近代和風住宅の記念碑 遠山邸
3,000円+税
和MODERN 11 庭から考える和モダンの住まい
発行年月:2018年12月18日
A4変型判 192頁
庭から考える和モダンの住まい
緑のない暮らし、庭のない暮らしは寂しい。そうはいっても庭をつくるのは難しい。
敷地も費用もデザインも。そうした制約の中でも、考え方次第で素敵な庭をつくることはできる。和モダンの住宅建築と調和する庭とはどんなものか。そこにはどんな工夫があるのか。今回は庭に重点を置いて、和モダンの住まいを考えてみたいと思います。
[contents]
・特集 庭から考える和モダンの住まい
荻野寿也の5つの庭 建築に寄り添う庭づくり
・和モダン住宅の庭 見せる庭から生活の庭へ
・建築家和モダン住宅作品集
風景に溶け込む住まい
横内敏人 五十鈴川の家/手嶋保 藤巻町の家/
伊礼智 琵琶湖湖畔の家/安原三郎 城陽平川の家/
上町研究所 尼崎の住宅Ⅱ
・日本近現代の住まいの庭の系譜
・造園の現場から
・和+モダンの魅力あふれる住宅作品集
・和のある暮らし 和傘職人/和の小物
・現代京町家の庭
・名庭園に学ぶ 常栄寺雪舟庭
2,300円+税
和MODERN 10 いま、和を再考する
発行年月:2017年12月13日
10周年を迎えた和モダンのテーマは「いま、和を再考する」。
伝統的な日本家屋は少なくなり、その技術も一部失われかけている。現代の暮らしに適合しない箇所ももちろんあるけれど、失くしてはならない精神もそこにはあるはずだと感がる。…現代にあうかたちで日本建築の精神性を生かした家づくりには、どのような可能性があるのか、考えてみたい。
【contents】
<特集>和を考える
・和のよさを生かしながら モダンで使いやすい住宅…木原千利設計工房
・日本的な精神で 新しい和の空間を
【対談】木原千利×前田圭介
・前田圭介/UID 群峰の森
・村野藤吾の和モダン…笠原一人
・精神性を捉えて 自由度の高い和の建築へ…竹原義二
・日本の住宅建築における 和洋の調和…横内敏人
・和モダン住宅を究める
建築家による和モダン住宅作品集
堀部安嗣/竹原義二/横内敏人/川口通正/伊礼智
・和を取り入れた住宅作品集
・職人の手仕事・左官
・和のある暮らし 漆硝子/瓦/土鍋
・藤井厚二と聴竹居
・気鋭の建築家…吉武聖
・建築家・永田昌民の設計手法を探る「奈良の家」
2,100円+税
和MODERN 9 木を生かした住まい
発行年月:2016年12月11日
A4判200P・オールカラー
木の温もりややさしさを感じられる住まいは多くの人のあこがれ。
和モダンの住まいでは伝統的な技術に加え、新たな様々な手法で木が生かされています。そんな視点を加えながら、事例を紹介しています。
[contents]
木の文化を現代の民家へつなぐ …竹原義二
<和モダン住宅を究める>
建築家による 和モダン住宅作品集
木原千利/小座敷のある家
泉 幸甫/方々の家
川口通正/如水亭
伊礼 智/高岡の家
大西憲司/辻井の家
<和モダンデザインに学ぶ>
「間の繋がり」…甲村健一
「視線の抜け」…高野保光
「水平の美」…定方三将
屋根を学ぶ…木原千利
和を取り入れた 住宅作品集
上質な空間をつくる
Lighting&Furniture[照明と家具]
気鋭の建築家 奥野崇 名建築レビュー 藤井厚二[八木邸]
2,100円+税
和MODERN 8 家族を育てる住まい
発行年月:2015年8月31日
[contents]
巻頭特集 住宅の力は家族の絆を再生できるか
和モダン住宅を究める
建築家による和モダン住宅作品集
・横内敏人氏 安茂里の家
・竹原義二氏 十ノ坪の家
・泉 幸甫氏 森の中の森の家
・川口通正氏 迷迭香
和モダン住宅を学ぶ
・そだつ、ていれ、かざる。
〈つづら折りの家〉 高野保光
・空間をつなぎ、和モダンをつくる
〈港北の家〉 甲村健一
・性能の先の心地よさを考える
〈つむぐいえ〉 伊礼智/国興
・さまざな人とつながりながら住まう時代へ
大橋寿美子・湘北短期大学
魅力あふれる和モダン住宅作品集
和モダンに調和するインテリア空間
あかり/ダイニング/浴室/和の素材
気鋭の建築家
森田一弥 津島の家
八島建築設計事務所 旗の台の家
名建築に学ぶ 高須賀晋 「八千代の家」
「玄関」の意味合い 木原千利
2,100円+税

和MODERN 7 素材とデザインを楽しむ家
発行年月:2014年8月31日
オールカラー 194ページ
【contens】
・和紙×革新 堀木エリ子
建築空間における和紙の新たな可能性
・素材の個性を生かしバランスを取る
愛知の家 竹原義二+無有建築工房
■和モダン住宅を究める
建築家による和モダン住宅作品集
野生と和の家 木原千利設計工房
二軒の家 横内敏人建築設計事務所
西向きの家 高砂建築事務所
杣 川口通正建築研究所
■和モダン住宅を学ぶ
・革新の手漉き和紙を現代の建築に生かす
堀木エリ子の和紙の世界へ
・外部まで内部に感じられる色・仕上げ・空間構成に
調布の家 甲村健一+KEN一級建築士事務所
・空間をつなぐ素材の使い方
甲村健一
・現代の土壁を提案する 南禅寺の家
トヨダヤスシ建築設計事務所
・緑が見える格子の家 奈良の住宅
上町研究所
・地方から和モダンの風を 木原千利×創商
・スキップフロアで外との連続性をもたせたコートハウス
才本設計アトリエ
■魅力あふれる和モダン住宅作品集
■和モダンに調和するインテリア・空間
・日本らしいエコハウスを目指して 伊礼智設計室
・名建築に学ぶ
蓼科山荘 設計:奥村昭雄 文:伊礼智
2,100円+税

和MODERN 6 自然とつながる住まい
発行年月:2013年8月20日
住宅の心地よさは、開口部近傍にあり。外部と内部の『際』の部分に、これからの住宅建築の可能性がある。(伊礼智)
「和モダンvol.6」では、住宅の内部と外部とのつながりについて取り上げました。伊礼智氏の考え方や、人気の造園家・荻野寿也氏の庭づくりについて知ることができます。木原千利・竹原義二・横内敏人・安原三郎・川口通正といった一流建築家の住宅作品でも、室内と室外のつながりをご覧ください。名建築レビューでは、孤高の建築家・白井晟一の名作「試作小住宅」を取り上げました。この住宅にかける施主の熱い思い、そして秋田への移築・改修についても詳しく解説しています。
【CONTENTS】
「外と内をつなぐ 沖縄のヒンプン」伊礼智
和モダン住宅を究める 木原千利 竹原義二 横内敏人 安原三郎 川口通正
和モダン住宅を学ぶ 伊礼智 荻野寿也 高野保光 京町家・織屋建の再生(作事組)
現代に民家を生かす
魅力の和モダン住宅作品集
気鋭の建築家 ATELIER-ASH 矢田朝士
和モダンを彩る品々
名建築レビュー 白井晟一「試作小住宅」から「顧空庵」へ
2,095円+税
和モダンvol.4 豊かに暮らす家
発行年月:2011年8月11日
和モダンvol.4 豊かに暮らす家
伝統文化と気候風土に調和して、心豊かに暮らす家
木原千利「楷の家」
建築家和モダン住宅作品集 木原千利 竹原義二 横内敏人 大江一夫 川口通正
和モダンを学ぶ 伊礼智 甲村健一
厳選の和モダン住宅作品集
畠山博茂「和風住宅の良さと現在の課題」
和モダンを彩る
気鋭の建築家 真銅祥一朗「府中町の家」
名建築レビュー 吉田五十八「岸信介邸」
2,095円+税
和モダンvol.3 景色とつながる住まい
発行年月:2010年7月30日
和モダンvol.3 景色とつながる住まい
自然と共存しながら家族と暮らしを楽しむ、景色とつながる住まい
甲村健一「鎌倉山の家」
建築家和モダン作品集 木原千利 吉村篤一 川口通正 髙砂正弘
見せる庭から生活の庭へ 畠山博茂
和モダンを学ぶ 伊礼智
県産材でつくる和モダン住宅
厳選の和モダン住宅作品集
和の家具/設備ガイド テーブル 照明 キッチン 浴槽
気鋭の建築家 上町研究所「塩屋の住宅」
名建築レビュー 村野藤吾「佐伯邸」解説:出江寛
2,095円+税
和モダンvol.2 新時代の家づくり
発行年月:2009年8月10日
和モダンvol.2 新時代の家づくり
和の素材感を生かし、洗練されたデザインによる新時代の家づくり
伊礼智「小田原の家」
建築家和モダン作品集 出江寛 畠山博茂 木原千利 大江一夫 髙砂正弘
「現代和風住宅」のディテール
村野藤吾のモダン建築デザイン集
つねに美しい空間を保つ工夫
厳選の和モダン住宅作品集
気鋭の建築家 プリヤデザイン「北白川の家」
名建築レビュー 吉田五十八「北村邸」
2,095円+税
和モダンvol.1 厳選の現代和風住宅
発行年月:2008年6月30日
和モダンvol.1 厳選の現代和風住宅
和の伝統を受け継ぎながら現代の生活に調和した現代の和風住宅
畠山博茂「宇佐の家」 木原千利「不盡の舎」
厳選の和風住宅22選
助成の立場から考えた住宅設計
現代の和風住宅 そのポイント
気鋭の建築家 伊礼智「神奈川の町家」上町研究所「あやの台の家」
名建築レビュー 吉田五十八「岩波別邸」
2,667円+税
和風住宅vol.23
発行年月 2018年7月30日
A4変判 244頁
日本伝統の住宅建築の美しさを伝え続ける和風住宅。単に住宅というハード面だけでなく、伝統和風がつくり出してきた日本文化も含めて、その良さを紹介していきます。
今回は「数寄屋」を特集します。そもそも数寄屋とは何なのか、数寄屋の住宅の美しさはどこにあるのか、実際の建築を交えながら見ていきたいと思います。
[contents]
特集「数寄屋の魅力を探る」
京都市・松雲荘 対談:吉村篤一×木原千利
ポスト数寄屋を考える 山本良介
数寄屋のつくりと特質 矢ヶ崎善太郎(京都工芸繊維大学)
時間を貯める 和の住まい(建築家和風住宅作品)
泉幸甫 川口通正 降幡廣信 大西憲司
数寄屋大工の仕事
近代数寄屋の三巨匠 堀口捨己 吉田五十八 村野藤吾
知っておきたい茶室の知識
和の魅力があふれる住まい(一流和風住宅作品)
和のある暮らし 南部鉄器 組子 曲げわっば
和風住宅の知識
名建築探訪 八勝館(堀口捨己)
3,000円+税
和風住宅vol.22
発行年月:2017年7月28日
vol.22のテーマは「再生する住まい」。巻頭特集は「和のリノベーション」で現代数寄屋の改修をはじめ、古民家を改修した別荘、京町家を改修した住宅といった、伝統建築のリノベーション事例を紹介する。現代の住まいに和の要素を取り入れる、多様な手法を見ることができる。
降幡廣信氏に民家再生では、10年ほど前に手掛けた住まいの施主との対談を掲載。職人の手仕事「組子細工」や「和のある暮らし」など新しいシリーズもスタート。そのほか、一流建築家をはじめ事例や和風住宅の基礎知識を解説した見応えのある1冊です。
[contents]
特集 和のリノベーション
木原千利設計工房/松井郁夫建築設計事務所/魚谷繁礼建築研究所
対談 降幡廣信の民家再生
一流建築家和風住宅作品
前田圭介UID 後山山荘
長谷川設計事務所 深阪の家
降幡建築設計事務所 道志の家
安原三郎建築設計事務所 嵯峨の家
川口通正建築研究所 玉響
職人の手仕事 組子細工-横田栄一
和のある暮らし 和菓子/土鍋/江戸切子
一流和風住宅作品
和風住宅の知識
いまさら聞けない 和風住宅の基礎知識
和の空間 和室/床の間/外部とのつながり
名建築レビュー 吉田五十八・岸信介邸
3,000円+税
和風住宅vol.21
発行年月:2016年7月15日
A4判・296頁
《特集1》畠山博茂 現代和風住宅の魅力
吉田五十八の流れを汲む最後の巨匠を独占インタビュー
今までの住宅作品を振り返りながら、住宅への想いを語っていただきます。
《特集2》素材の魅力を探る「竹」
隈研吾が手掛ける建築事例を紹介
《特集3》木原千利が語る「障子の使い方」
一流建築家の和風住宅作品、地域の工務店・設計士がつくる和風住宅事例
和風住宅の知識…外部仕上げや各部屋の仕上げ、材料の使い方にいたるまで、写真を見せながら丁寧に解説します。
[contents]
真田家その後の物語を伝える 真田邸
一流建築家 和風住宅作品
地域の工務店・設計士がつくる和風住宅事例
和風住宅の知識…外部仕上げや各部屋の仕上げ、材料の使い方にいたるまで、写真を見せながら丁寧に解説
一流建築家和風住宅作品
・畠山博茂建築設計事務所
・㈱降幡建築設計事務所
・木原千利設計工房
・川口通正建築研究所
・安原三郎建築設計事務所
端麗風雅な和の美しさ 畠山和風の世界
一流和風住宅作品13事例
素材の魅力 竹/隈研吾の建築
和風住宅の基礎知識
日本建築が誇る建具 障子の使い方・木原千利
3,000円+税
和風住宅2015年版 創刊20周年記念号
発行年月:2014年12月25日
A4判 300ページオールカラー
「一流建築家和風住宅作品」では、畠山博茂・木原千利・降幡廣信・安原三郎の住宅作品を掲載。
地域の設計事務所・工務店による「一流和風住宅作品集」「特選和風住宅作品集」では身近な住宅の模範例を見ることができる。「和風住宅の知識」では、仕上げから材料の使い方に至るまでていねいに解説しています。
<コンテンツ>
20周年記念対談
和の建築家 畠山博茂×木原千利
特集 京町家はいま……
伝統を受け継ぎ 現代の価値を紡ぎだす
保存版 名建築探訪
解説 床の間の由来と歴史
一流建築家和風住宅作品
畠山博茂 木原千利 降幡廣信 安原三郎
一流和風住宅作品
特選和風住宅作品
和風住宅の知識
3,000円+税
和風住宅2014年版
発行年月:2013年12月25日
2014年版では、世界遺産となった富士山を取り上げ日本文化、さらには日本の建築に富士山が大きな影響をもたらしたことを考えてみたいと思います。また、日本人以上に日本文化に詳しい外国人が多い昨今、民家を改修して住みながら茶室までつくってしまったアメリカ人陶芸家に木原千利氏が話を聞きます。日本人が反省させられるような話も。形式にこだわらない茶室で、本来の意味での「数寄」を感じさせます。
「一流建築家和風住宅作品」では、畠山博茂・降幡廣信・木原千利・安原三郎・長谷川総一の各氏の住宅作品を取り上げました。
地域の設計事務所・工務店による「一流和風住宅作品7選」「特選和風住宅作品13選」では身近な住宅の模範例を見ることができます。「和風住宅の知識」では、仕上げから材料の使い方に至るまでていねいに解説しています。
【CONTENTS】
特集「日本文化と富士山」
◆一流建築家和風住宅作品
畠山博茂「流芳庵」 降幡廣信「浜松の家」
木原千利「ゆとうや輪楽の館」 安原三郎「音羽の家」
長谷川総一「上野芝町の家」
特集「アメリカ人陶芸家がつくった茶室」(対談 ピーター・ハーモン×木原千利)
◆一流和風住宅作品7選
◆特選和風住宅作品13選
◆和洋文化の相違と和風住宅
◆いまさら聞けない和風住宅の基礎知識
◆和風住宅の知識
特集「富士信仰を支えた御師と御師住宅」
3,000円+税
和風住宅 2013年版
発行年月:2012年12月20日
2013年版では庭をテーマとして、「隠れた名庭園」「庭の歴史と日本の歩み」などを特集。また、庭が見どころでもある村野藤吾「佳水園」も掲載しています。
「一流建築家和風住宅作品」では、畠山博茂・降幡廣信・木原千利・安原三郎・青砥聖逸の各氏の住宅作品は庭が何らかの形でテーマとなっています。
地域の設計事務所・工務店による「一流和風住宅作品6選」「特選和風住宅作品13選」では身近な住宅の模範例を見ることができます。「和風住宅の知識」では、仕上げから材料の使い方に至るまでていねいに解説しています。
【CONTENTS】
特集「隠れた名庭園を訪ねる」
◆一流建築家和風住宅作品
畠山博茂「讃岐の家」 降幡廣信「宮ノ越の家」
木原千利「針中野の家」 安原三郎「掬月居」
青砥聖逸「東住吉の家」
特集「村野和風の最高傑作・佳水園」(文 四天王寺大学・佐藤洋司)
◆一流和風住宅作品6選
◆特選和風住宅作品13選
特集「庭の歴史と日本の歩み」(文 造園家 小口基實)
◆いまさら聞けない和風住宅の基礎知識
◆和風住宅の知識
◆和洋文化の相違と和風住宅
特集「和の室礼」
3,000円+税
和風住宅 2009年版
発行年月:2008年10月31日
2009年版 和風住宅 「伝統の価値、和への回帰」
特集「民家再生のこころ 降幡廣信インタビュー」「日本最古の民家 箱木千年家」 表紙:マニエラ建築設計事務所「松福荘」
一流建築家和風住宅作品 一流和風住宅作品
特選和風住宅作品実例 和風住宅の知識
3,000円+税
和風住宅 2008年版
発行年月:2007年9月30日
2008年版 和風住宅 「伝統の和、現在への融合」
特集「清々しく四季を過ごす 夏と冬の暮らしの室礼い 対談:北川靖記×畠山博茂」 表紙:木原千利「ギャラリーのある家」
一流建築家和風住宅作品 一流和風住宅作品
特選和風住宅作品実例 和風住宅の知識
3,000円+税
美しい日本のすまい 和風住宅総集編
発行年月:2012年4月11日
発行:アース工房
美しい日本のすまい
和の伝統文化の素晴らしさが見直されています。四季の自然と融合する共生の文化が注目されています。日本の住宅建築はそんな和の文化が生み出したものです。
「美しい日本のすまい」では17年間にわたり出版してきた「和風住宅」から選りすぐりの住宅を集大成しました。
美しい日本のすまいをご覧ください。
【CONTENTS】
いまこそ和風住宅を見直すとき 降幡廣信
心遣いと繊細な感性、審美眼 木原千利
和風とは 出江 寛
人のつながりをつくる和風住宅 畠山博茂
美しい日本の住宅 作品集
「和風住宅」掲載住宅から23作品を選りすぐり
時代の証言
「和風住宅」掲載特集から選抜
ブルーノ・タウト 熱海の家(旧日向邸)
日光田母沢御用邸
箱木千年家
藤井厚二 聴竹居
2,500円+税
日本の原点シリーズ7 土
発行年月:2014年5月31日
【contents】
縄文人が土に託した思い
土壁・土塀・土蔵が映える町並み
土の建築
・敷地の土を使い版築ブロックを積んだ(安養寺木造阿弥陀如来坐像収蔵施設)…隈研吾
・琵琶湖のエコトーンホテル(セトレマリーナびわ湖)
・魅力のつきない土蔵と版築に取組む
・現代の土壁を提案する
・これからの日本の土の家にむけて
・伝統土壁を今日に生かす
土の匠
・土壁にもデザインと提案を
・土の素材感を切り取る
・炎の匠と達磨釜 藤岡瓦千三百年の歴史を焼き上げる
・日本の近代化を見つめた煉瓦窯
土を知る
・土/土建築との出会いの数々
・土壁の弱点を補い強みを生かす
・土の科学 蓄熱・調湿佐用
・自然との共生を可能にする 左官の知恵・経験・技術で貢献を
・岐阜・愛知に土を訪ねて
・日本の瓦を巡る8つの物語
土の伝統
・数寄屋建築における土壁の美学
・希少となった「人研ぎ」の技術
・土佐紀行 漆喰の町並みを訪ねて
関東都市部での土の活用に取組む
伏見から日本各地に伝播した土人形
神とみなされてきた土 土の民俗
1,900円+税
日本の原点シリーズ 木の文化6 竹
発行年月:2013年5月31日
本編では、竹を使った建築から、竹を使った伝統工芸、さらには竹をめぐる民俗文化までも紹介。
竹を使った最新の取組みから、音楽や筍の美味にまでスポットをあてます。
【CONTENTS】
■京都の竹の風景
■竹を生かした建築
隈研吾の竹の建築 竹の本殿 ブルーノ・タウト
高台寺 数寄屋建築 竹の庭と竹垣
■竹を使う伝統の技
江戸和竿 高山茶筌 竹工芸
■竹を知る
竹の本質 祭りや民俗行事 熱帯アジアの竹
暮らしの中の竹細工
■竹を活かす
竹資源の利活用 竹粉 竹炭・竹酢液
■竹の音色と味覚
竹の音楽家 京たけのこ
■竹の図鑑
1,900円+税
日本の原点シリーズ 木の文化5 ぶな・楢・栗
発行年月:2006年1月1日
素材から、日本を見つめなおす。日本の原点はここにあった。
日本の歴史を支えてきた木の文化を今、ふりかえり見直すとき……
従来、「雑木」として扱われてきたブナ・ナラ・クリなどの広葉樹。しかし身近にあって日々の暮らしには不可欠な木として、日本の歴史の中では重要な役割を果たしてきました。拡大造林の中ではあまり見向きされなかった木でしたが、「緑のダム」を育む木として、また「里山」の主役としていま注目を集めています。縄文文化に重要な役割を果たしたこともわかってきました。
ブナ・ナラ・クリを中心に広葉樹を取り上げた本書は、「木の文化」シリーズの最終巻となります。ブナの原生林から、雑木の数寄屋建築への活用にいたるまで、幅広い視点で取り上げています。
■巨樹・巨木とブナの森林
広葉樹の巨木 白山麓のブナ林 白神山地 信州のブナ
■広葉樹の建築
雑木を数奇屋にいかす 合掌造り 山寺 ウイスキー樽職人
■広葉樹の歴史
三内丸山遺跡 桜町遺跡 栗の枕木
■山林に学ぶ
きのこ栽培 炭焼き 木造校舎
■山麓の暮らし・里山の自然
里山管理 白山信仰 白山麓の出作り ナラの家具から
1,900円+税
日本の原点シリーズ 木の文化4 欅
発行年月:2005年4月1日
素材から、日本を見つめなおす。日本の原点はここにあった。
日本の歴史を支えてきた木の文化を今、ふりかえり見直すとき……
欅は日本を代表する広葉樹で、城郭建築や社寺建築に使われ、木材として高い評価を受けてきました。街路樹などにも多く用いられ、風景をいろどる樹木としても重要です。本編では、欅の巨木・美林の紹介から、欅を扱う職人の言葉、欅をふんだんに使った建築などを紹介。そんな欅がなくては成り立たなかった日本の文化を取上げていきます。欅を使った最新の取組みにもスポットをあてます。
本シリーズの第3巻までの針葉樹とは、一味違っ た欅の魅力を本書で堪能してください。
■欅のある風景
欅の巨木 武蔵野の美しさ ケヤキの造林地 鉄道林
■欅でつくる
江戸木挽き職人 安曇野の臼づくり 欅の和太鼓
■欅の建築と文化
立山・雄山神社 高岡・瑞龍寺 半田の山車 井波彫刻
宮大工が語る
■欅を学ぶ
欅の達人 家具づくり 欅の育種
■木の文化に取組む
森林文化アカデミー 木造校舎 欅に囲まれた集合住宅
1,900円+税
日本の原点シリーズ 木の文化3 松
発行年月:2004年7月1日
素材から、日本を見つめなおす。日本の原点はここにあった。
日本の歴史を支えてきた木の文化を今、ふりかえり見直すとき……
■松は日本の原風景
山神様の大松ほか 山陰の築地松 えりも岬緑化事業 山口・滑松の今 大阪・高師浜の昔と今
■松の産地を訪ねる
大山赤松の産地を訪ねる 岩手に南部赤松を訪ねる
■木造校舎のぬくもりと安らぎ
上平沢小学校(岩手)葛飾区教育資料館(東京)牧野小学校(福島)
■ダッシュ村の棟梁が語る(島崎英雄)
■松の建築と文化
北陸の民家・寺社の松 国宝・文化財建築の松 民家再生への取組み
■松を学ぶ
マツにまつわる木の文化の話(小原二郎) 文化財のために松を考え直す(有馬孝禮) マツの木の文化(鈴木三男) 松と江戸(石川英輔) 松の栄枯盛衰 マツクイムシ被害の現状 松の達人の嘆き
■カラマツの魅力を探る
カラマツの歴史と活用 カラマツの活用事例(カラマツの楽器店・カラマツ家具・脱脂技術・集成材) カラマツの美林・巨木
1,900円+税
日本の原点シリーズ 木の文化2 檜
発行年月:2003年11月20日
素材から、日本を見つめなおす。日本の原点はここにあった。
日本の歴史を支えてきた木の文化を今、ふりかえり見直すとき……
■檜の巨木・檜の美林
大久保の檜ほか 木曽・赤沢美林 裏木曽・神宮備林
尾鷲・FSC人工林
■檜の建築
千三百年前の檜工人(小川三夫) 伊勢神宮を訪ねる
檜の神殿 檜から国宝建築を考える 飛騨の匠
桧皮の森 「百済の里」の西の正倉院
■檜を育む
速水林業 ウッドマイルズ 木曽檜の歴史と今
あの頃の木曽林業 東濃檜のブランド化 産直住宅の村
■檜を学ぶ
檜の強さの秘密(小原二郎) 「思い」を伝える木造建築(有馬孝禮) 木材の快適性を科学する(宮崎良文)
ヒノキの木の文化史(鈴木三男) 連携でつくる木造住宅(藤本昌也)中国に見る木の文化 檜三味線は癒しの音
木造校舎の学校(滋賀県・旧甲良小学校、長野県・贄川小学校)
日本各地の檜
■檜の品・檜の家
へぎ目の美しさほ生かす(木曽・曲物師)
1,900円+税
秦家住宅 京町家の暮らし
発行年月:2008年7月31日
京町家の意味がいま、解き明かされる
京町家として長い歴史を持つ秦家住宅。京都に受け継がれてきた都市生活の様式とそのこころ、町屋の精神がそこには受け継がれています。秦家住宅を暮らし方・歴史・民俗・建築などさまざまな視点からとらえ、京における町屋の意味を解き説き明かそうとしています。
秦家の佇まい(写真)
町衆文化の系譜を辿る 京都市美術館館長・村井康彦
対談 文化庁・苅谷勇雅×絵本作家・永田萌
秦家の歳時記
四季の行祭事……お正月 お彼岸 おひなさん たいしょうさん
建具替え 祇園祭 お盆 ご祈祷 餅つき 神さんごと
日々の暮らし
秦家に集う(座談会)
秦家の歴史 京都の四季とまつり(八木透)
きっすいの下京の町家(伊東宗裕)
奇応丸と秦家(吉住恭子)
建築から見た秦家
集住システムとしての京町家の特色(新谷昭夫)
2,667円+税
金閣寺 平成の茶室
発行年月:2005年8月22日
木造建築の新たな伝説を生む茶室
監修 有馬頼底(相国寺派管長・金閣寺住職) 木下孝一(数寄屋棟梁・心傳庵) 千宗屋(武者小路千家・15代家元後嗣)
茶の心と室町文化を根底において、平成の時代が誇る歴史的な茶室--有馬頼底管長の意を受けて、木下孝一棟梁が、最高の素材と技術を用いて全精力をそそいだ金閣寺の茶室「常足亭」。
現代数寄屋技術の最高峰といわれる木下孝一棟梁の木組技術を、常足亭の写真と図でくまなく解説したのが本書「金閣寺 平成の茶室」です。
木組技術だけでなく、この茶室の背景にある室町文化についても掘り下げました。有馬頼底管長・武者小路千家の千宗屋氏と木下棟梁との鼎談は、茶室建築のもととなる茶の精神の心髄を知ることのできる貴重なもの。千宗屋氏の寄稿では、披露茶事の詳細が明らかになります。口伝というかたちで、木下棟梁の素材や建築についての考え方にも触れることができます。
和風の建築やデザインを志す方にはもちろん、茶道をはじめとする和風芸術や室町文化に関心の深い方、そして一般の方にも是非お読みいただきたい1冊です。なお本書は、日本図書館協会の選定図書に選ばれています。
3,800円+税
日本の心、和のすまい
発行年月:2004年11月15日
建築家四人衆の仕事
畠山博茂 降幡廣信 出江寛 木原千利
本誌で言う、「和のすまい」とは、単に和風の素材を使用しているとか、床の間があるとか、あるいは日本の伝統的な技法をもちいているとか、という表面的な意匠ではなく、日本人固有の精神性がいかに空間に表出されているか、に本質がある。
登場する四人の建築家、畠山博茂、降幡廣信、出江寛、木原千利の各氏は、このことを人並み優れて鋭く認識している。
本誌で紹介したすまいは、それぞれ個性的であっても、私たちの中に脈々と流れている、抜きがたい日本人の精神(心)の在り処を強く触発してくれる。
単なる形式的な和風・洋風という差異を超えて「和」のスタイルが表出されたこれらのすまいから、読者がそれぞれの感性・感覚で「日本の心」「和のすまい」の豊かさを感じ、堪能してもらえることが、本誌の大きな狙いとなっている。
2,800円+税